時々アナフィラキシー

アナフィラキシーショック、金属アレルギー(水銀中毒?)の備忘録

医学常識はウソだらけ 実践対策編/三石巌

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物理学者が科学的知見から健康ついて書いた本。本書は約30年前に書かれているが、今読んでも内容が色褪せてない。科学的に医師の発言を否定してぶった斬り、当時はかなり先鋭的だったのだろうし批判する人も多かっただろう。ただ理系の人が書いた本なので読み辛いのは確か。

 

忘れないために参考になった部分を。この人はライナス・ポーリング博士と同様にメガビタミン主義者で、ビタミンCを多量に摂取してる。氏がそれを記した本を読んだ若者が1日9グラムのビタミンCを取ると、抗ヒスタミン薬で抑えられなかったアレルギー症状が治ってしまったそうだ。またポーリング博士はビタミンCの摂取量は「下痢する一歩手前が本人に適量」との事。

 

その機序を科学的に説明してて、かなり理に適ってる。医者が言う「基準はこれだから」と根拠の無い発言と全く違う。

 

まずビタミンCがOHを結び付けヒスタミンを水酸化ヒスタミンに変え不活性する。また肥満細胞のヒスタミン製造をストップさせる。これがアレルギー症状が収まった要因。

 

また血中コレステロールを抑えろと医師は提唱するが、これも全くのウソ。それは副腎が分泌するステロイドホルモンの原料となるので、タマゴ等積極的に取るべきと。ステロイドが分泌されれば、体内の炎症を抑制する。よってアレルギー反応も軽減する。

 

またコレステロールの血管へ負担は、高タンパク食に切り替えて、血管を強化すべきで、従来日本的食事では血管を維持できないと事。また氏は上が200近い高血圧だが降圧剤のデメリットへ懸念から医師の処方を拒否して服用せず95歳までスキーをしたりと健康的に長生きした。脂肪肝もアルコールを止めなくても治るとも提唱してる。

 

何の食材が身体に悪く、何が良いのか?はマスコミと医者が自分達の利益の為に作ったデマで、ショートニングだけ食べなければ良いと。とにかく医師は病気にして儲ける事が目的なんだろう。