時々アナフィラキシー

アナフィラキシーショック、金属アレルギー(水銀中毒?)の備忘録

アナフィラキシーショックでの救急要請6回目

5回目の救急要請から約10ヶ月後の今年7月の休日、アレルゲン食品の排除と抗ヒスタミン剤を日常的に服用することで、即時型のショックは回避できていたが、中国産唐辛子による遅発性のアナフィラキシーショックを起こしてしまった。

 

以前中国産の一味唐辛子で即時型の発作を起こした後、加熱処理をすれば発作を起こしてなかったので、久しぶりにインドカレーを作り食した。14時間後の午後2時に掻痒、蕁麻疹、紅斑、浮腫が発生し抗ヒスタミン剤3種類を服用、ポカリスエットをがぶ飲みするが、初動が遅く失神してしまった。血圧が55/35になった時点で意識を取り戻し救急要請。

 

20分後に救急車が到着し、車内に搬送され受入病院を救急隊の方が探し始めてくれた。1件目は1,2,4回目の病院で受入拒否、2件目は例のボッタクリ病院。ここも、「大学病院に紹介済みだから、受入拒否」との理由。3件目の病院も受入拒否、4件目で以前タクシーで向かった夜間診療センターとは違う行政経営の総合病院が受入をしてくれる事になった。病院決定まで1時間掛かった。

 

救急車が走り出すと、ここでいつもの強烈な便意を催す。オムツを要求するが積載してないとの事で、コンビニに寄ってもらって排便。発作から2時間後の午後4時に病院に到着すると血圧は100台まで回復しており、救急外来のT医師が。ポララミン、ガスターの点滴を行う。

 

午後8時位には血圧が140位まで上がり、遅発性だった事もあってバス→電車を乗り継いで帰宅。フラフラだった。

 

今回受入要請を断った1件目の病院は、仕事したくないバイト医師が当直だったのだろう。2件目の病院は、前回K医師の「大学病院を紹介する」との発言の意図は、今後「関わりたくない」って事だった模様。こっちも今後一切関わりたくなかったから助かった。だから紹介を拒否した訳だし。ありがとう!ボッタクリ病院、受入要請を断ってくれて。3件目の病院は毎回受入拒否なので、いつも通り。今回の行政経営の病院の治療費は2,4回目に搬送された病院とほぼ同額だったので支払いが少なくて助かったよ。

 

患者と病院の間に入って奔走してくれる救急隊員には本当に頭が下がる。後日、賄賂にならない価格程度のお菓子を持って、救急車の所属消防署へ伺いお礼を伝えた。