時々アナフィラキシー

アナフィラキシーショック、金属アレルギー(水銀中毒?)の備忘録

久々のアナフィラキシーショック

前回の薬疹(薬アレルギー)から約半年後。アナフィラキシーショックに陥った。今回は猫を買っている友人宅に空気清浄機もあるので多少は大丈夫だろうと過信して伺い1時間程滞在。約18時間後にショック発生。

 

朝起きると身体の末端が浮腫赤くなっていて熱っぽくまだ酔いが抜けずに日焼けしたのだろうと思った矢先に全身に非常に強い掻痒感が起こってきたので慌てて抗ヒスタミン薬を1錠服用。この時は日焼けで痒いのだろうと思っていたが30分立っても収まるどおろか段々強くなる。これはアナフィラキシーショックだと感じ更に3種類の抗ヒスタミン薬適量を服用。だんだん視界が白くなって(明るく)きたので血圧低下を疑い計測すると80/56。これでアナフィラキシーショック確定。

 

段々心拍数も上がり140程度、鼻詰まり、息苦しさを感じSPO2を測ると94。常備してあるポカリスエットをがぶ飲み。2L飲みきったので塩水を更に飲む。立ち上がると失神しそうなので足を上げトイレの前に横になる。トイレの前に横になるのは回復してくると嘔吐と下痢便が起こるので直ぐにトイレに吐いたり出したりする為。

 

これは原因不明の意識喪失で救急搬送してもらった1回目のアナフィラキシーショックと同じ症状。痒みが強く皮膚奥まで掻いてしまい指、腕や脛の皮膚を剥がしてしまう。息苦しさも結構キツイ。血圧がを測定してみると55/35、又は測定不能との表示。とにかく足を上げ横になり無理やりポカリや塩水を突っ込む。たぶん一気に4Lは飲んだ。

 

後追いの抗ヒスタミン薬3種類を服用した30分後に忘れていたガスターH2ブロッカー)を服用。ガスター服用から30分位すると強烈な便意が感じトイレで排便しまくる。ただ血圧が戻ってないので座位を保つと失神しそうなので頭を股の間にいれて排便。ただ1回目の排便中に多分失神していたのだろう、記憶が無くパンツが糞まみれになって尻を拭いたトイレットペーパーが便器付近に散乱してた。一通り出切った所で血圧を測ると96/55。だんだん戻ってきた。

 

排便後20分位すると今度は強烈な嘔気でも薬の効果を得たいので我慢できるだけ我慢する。でも10分が限界で胃液の含まれた水をトイレに何度も吐く。血圧を測ると100/55少し上がった。これで回復してくるので一通り吐き切った後に更に症状緩和を狙って5種類目の第一世代の抗ヒスタミン薬を少量の水で服用。服用したら副作用で眠気が襲ってきて気が付くとトイレの前で3時間寝ていた。

 

覚醒後血圧を測ると135/105。SPO2 97。これでもう大丈夫。ただ抗ヒスタミン薬の多量服用と体力消耗とで身体がダルくやっと動ける状態。しかしネコ唾液中のタンパクFeld1が付着してるであろう衣類を身体が動きづらい中洗濯。バッグも拭いてマスクも捨てた。帰宅後直ぐに衣類脱いでシャワーあびたのだけどな。洗濯後に測ると血圧146/112 心拍数124もう大丈夫。その4時間後には150/110心拍数77。高めだが低いよりは全然良い。どうせ2,3日して落ち着いたら下がるだろうし。

 

第一世代の5種類目の抗ヒスタミン薬は6時間毎に服用できるので、許容量を6時間ごとに翌日の朝まで念の為服用。翌日以降3日間位抗ヒスタミン薬1種類は念の為飲み続ける。これでボッタクリ病院に救急搬送されるとアドレナリン筋注、ポララミン、ガスターを1回、ラクテック、ソルデム等の糖質・電解質輸液の点滴を8Lだけで2,3日入院させられ保険3割で8万位取られる。公立病院だと処置室で上記の処置と4Lで1万程度。自己解決できて良かった。

 

猫と一緒の部屋にちょっとでも居るだけでアナフィラキシーショックになるわ。自分の場合は猫アレルギーのアナフィラキシーショックは遅発型だ。友人宅で発生しなかったのが不幸中の幸い。もうほんと勘弁してほしい。しんどかった