時々アナフィラキシー

アナフィラキシーショック、金属アレルギー(水銀中毒?)の備忘録

調子に乗って

ヒスタミン薬を飲まなくとも痒みがあまり出現してないので、少しは体調が回復したと思い、調子に乗って今まで節制していた食べたい物を食べに行った。

 

雨後の筍の様に、居抜き物件に増殖中の大陸系中華料理店。少し前は台湾料理店が多く、どこの店に行ってもメニュー構成、価格が同じで、メニュー自体も同じ店が多く、提供する料理は旨味が弱く美味しくないのに、爆盛で提供され苦行を味わった。最近は多様化して、刀削麺、羊串、背ガラの醤油煮、ハチノスの麻辣和え等を現地メニューを提供する店が増えてきて、味付けも本土に近く(と思う。客は大半が中国人なので)、メニューも中国人寄りの店が増えつつある。接客も当然大陸仕様で、中華街の店と同じ様に店員の横柄な客さばきがデフォルト。これは慣れているので全く問題なし。

 

店員の子供が店内をウロウロしていたのだが、子供が客に近づくと、何をしてても血相を変えて子供を抱え、厨房の中に戻す。子供が知らない大人に近づくと誘拐されてしまうとDNAに刻み込まれてるのだろうな。日本では店内での誘拐はあり得ないのに。

 

さて、どうしても食べてみたかったのが、麻辣刀削麺で、中国食材、刺激物は危険と承知の上でそれを食べに行った。オーダーし提供されると真っ赤なスープの中に、多量のニンニク、生姜、唐辛子、山椒、ラー油が入っており、また五香粉だろうか、八角パクチーの香りが良い。麺は不揃いのきしめんの様で、厚さが違う分モチモチしてる部分と、ピロピロしてる部分との食感の違いが楽しめた。個人的にはもっと辛く、香りが強い方が好みだった。

 

日本の町中華と違い、店内にはスープを炊いてる匂いが充満してないので、味覇、顆粒だし等と、化学調味料ベースなのだろうか、闇鍋を食べている様だったが悪くはなかった。

 

大陸系中華料理店ではスープの匂いが店内に充満、また店舗外に匂いが漂ってる店に出会った事はない。この大陸系中華料理店の量の多さって、残す事が前提なんだろうか。。。

 

食べ終わり痒みが襲ってくるだろうと待ち構えていると、30分後位に足裏とその脇が痒くなってきたので、抗ヒスタミン薬を1錠内服。以前中国産唐辛子を使ってるインドカレー屋のマトンカレーを食べた時よりも、痒みは少なかった。また自分で中国産唐辛子を使って作ったインドカレーでは18時間後にアナフィラキシーになったが、今回の麻辣刀削麺を食べても、18時間後にアナフィラキシーは起こらなかった。

 

頻繁に中国産唐辛子、農産物を食べなければ、体調は快方に向かっていくのかもしれない。