時々アナフィラキシー

アナフィラキシーショック、金属アレルギー(水銀中毒?)の備忘録

コロナワクチン上陸

日本でもワクチンの接種が始まった。今日現在で副反応は蕁麻疹と寒気や震え等の2例。副反応の無いワクチンや、副作用の無い薬は無いので、これは仕方なく、デメリットよりもメリットを取るべきだと思う。

 

ワクチンでのアナフィラキシーショックの74%は15分以内の即時型で発症し、インフルエンザワクチンの5倍との事。副反応の発症率は、コロナワクチンは20万人に1人、インフルエンザワクチンは100万人に1人との事だった。

 

26%は遅発型だと思うが、大江千里氏がモデルナのワクチンを打ち失神した様な報道があったが、そこには無知なコメントが多く、中には「6時間後のアナフィラキシーショックはない」とまで書き込む人もいた。発熱して呼吸が苦しくなって、心臓がわしづかみにされてる様な感覚(心拍数が上昇するとそう感じる)血圧低下による失神との事だったが、遅発型のアナフィラキシーショックではないかと思う。食品でも遅発型のアレルギーは存在するし、例えば納豆でのアレルギー発症は遅発型。

 

報道やコメントを見ていると、アナフィラキシーショックへの正しい認識を持つ人が少なく、ショック状態に陥った時の対処法が無いような印象を持つ人も散見する。もしそうなったら、エピネフリン(アドレナリン筋注)注射し、酸素吸入し、生食を最速で、抗ヒスタミン薬、ステロイド剤を点滴する事で十分安全に対応できると政府はしっかりと具体的に説明をして、マスコミもそう報道すべきだと思った。無知な人達が不安を煽るような報道、コメントは止めるべきだと思う。

 

また遅発型で発症した場合も、スポーツドリンクを多飲すると血圧低下を免れるし、携帯酸素で酸素吸入し、花粉症の薬、H2ブロッカーガスター)を飲むと症状が緩和する事も周知すべきだと思う。とにかく水分を早めに取らないと救急要請してる間に最悪死んでしまう。

 

実際接種がどの様な形で行われるか今現在は不明であるが、集団接種会場にはエピネフリン筋注、酸素供給器、ソル・コーテフやプレドニン等のステロイド、ポララミン等の抗ヒスタミン剤H2ブロッカーは準備されるのだろうか?即時型の発症であれば自治体が費用負担してくれると思うが、遅発型の場合は費用負担はどうなるのだろうか?